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会社設立のメリット・デメリット

個人事業主が会社設立を考え、株式会社化する場合にはどのようなメリット・デメリットがあるのか把握しておかなければなりません。
現在個人事業主としてやっている人の中には将来的に株式会社化することをあらかじめ決めている人もいれば、ただ勧められたから検討しているという人もいるでしょう。
そこでここでは会社設立して株式会社化することのメリット・デメリットをあげていきたいと思います。

まずメリットのほうですが、ひとつめにあげられるのは節税対策のバリエーションが豊富になるという点です。
個人事業主の場合は個人の所得になりますので所得税を納めるのが基本だったのに対し、株式会社になると法人になりますので法人税を納めることになります。
法人税は法人住民税と法人事業税を合わせた実効税率で34.62%となっていますが、所得税は所得が上がっていくに連れて税率も高くなりますから儲けが多ければ多いほど税金の負担も大きくなります。

次に信頼の面でも会社設立するメリットはとても大きく、特に日本の企業はほとんどが株式会社ですから取引先や仕入れ先の幅も広がりますし、事業を拡大させたいなら絶対に会社設立したほうがお得でしょう。
また有限責任になりますので、負債などが出た場合でも出資金の範囲内での責任になりますし、社会保険に加入できるのもメリットです。

次にデメリットですが、個人事業主の場合は所得がなければ所得税が発生しないのに対して法人は利益が出なくても必ず法人税を納めなければなりません。
したがって赤字経営が続いていくと税金の負担も大きくなってしまいますから、個人事業主のような気軽さは失われてしまいます。

さらに会社設立はそれ自体が多くのステップを踏んでいかなければなりませんので個人事業主のように開業届を出して終わりではありません。
定款を作成して公証役場で認証手続きを行い、法務局で登記申請を行って申請が通らなければ法人化は認められないのです。