投稿日:

株式会社とは

会社設立する際にはじめに考えることは会社形態をどうするかだと思いますが、一般的にほとんどの人が株式会社を選択するのではないでしょうか?
日本には株式会社のほかに合同会社、合名会社、合資会社といった選択肢があり、それぞれ特徴もあるのですが、株式会社以外の会社形態を見かけることはあまりありません。
それだけ日本に浸透しているスタンダードな会社形態なので、会社設立を考えている人はまず株式会社とはどんな会社形態なのか知っておく必要があります。

株式会社とはひと言で言えばその名のとおり株式を発行できる会社のことで、これはほかの会社形態ではできません。
株式を発行することによってそれを買ってもらい、それを会社の運営資金に充てることができるので資金調達の効率も良いですし、それほどたくさんのお金がなくても魅力的なプロジェクトであれば株を買いたいという人が集まりスタートできることもあります。

株式は発行する側だけにメリットがあるわけではなく、買う側にもメリットがあって、株式を買ってくれる人のことを株主と呼び会社の利益に応じて配当金が出ます。
つまり利益がたくさん出ればその分配当金も多くなりますから、株主になりたいという人が多い会社はそれだけ成功している証でもあるのです。

また、株主は会社にとって第三者的な立場ではなく、実際に経営に関わってくることもあって、たとえば全体の3分の1の株式を取得している株主は重要事項の特別決議の阻止(拒否権発動)ができますし、2分の1を超えると経営権の獲得・取締役・監査役の株主総会での選任決議・取締役・監査役の報酬額の株主総会決議・計算書類の株主総会承認・会計監査人の選任に関する決議・取締役・監査役解任権といった権利を持ちます。
さらに3分の2以上を取得すると定款変更決議等の特別決議の成立・持株割合を変化させる事項(新株・転換社債等の有利発行)・会社の内容を変えてしまう重要事項(減資・合併・定款変更・営業譲渡・会社の解散・株式交換・株式移転・会社分割)といったことを決められる権利を持ちます。